たかが、されど

こんにちは、山下です。

工房が店舗に併設された「MUKU-MO LAB」がオープンしてから早1ヶ月・・・

いや、意外とまだ1ヶ月といった感じでしょうか?

 

おかげさまで、今までたくさんのお客様にお越しいただいております。

工房と店舗には軽く壁がございまして、店舗にお客様が入ってこられたかどうかは現状ドアの音で判断しているのですが、音がしたと思って様子を見に行くと誰もいないといった状況を一日に数回体験しています。

・・・急に怖い話みたいになってすみません(笑)

ただ外の音が聞こえやすいと言うだけです(*´ω`*)

 

そんな感じでお店と製作を並行して行っている日々です。

実際に自分たちが作った商品達が旅立っていく様を見ながらものづくりができるという、貴重な体験をしております。

どんな商品が手にとって頂きやすいか、肌で感じることができますからね。

 

話は変わりますが、「たかが〜、されど〜」という言葉がありますよね。

個人的に、ものを作るときには毎回その言葉が当てはまってくる気がしています。

今回の新作ペンケースでもそうです。

 

とってもシンプルな形。

ですがこの形になるまでにもたくさんの試行錯誤がありました。

 

まずはこのアール部分。

 

なんと言いましょうか・・・「丸くすること」って自然の摂理に背いていると思うんです(笑)

(訳:割と難しい)

真っ直ぐなファスナーに対してカーブがかかったものを合わせていくわけですから、そりゃあスッといくものではありません。

だからといってこの形を諦めるわけではありませんので、綺麗に仕上がるようもう一人のスタッフと試行錯誤致しましたm(_ _)m

 

次にタグ部分。

 

タグの位置は商品の印象を大きく左右する事柄の1つです。

少しでもずれていると見た目が悪く感じてしまいます(汗)

今回のペンケースはど真ん中にどーんと配置していますが、「ど真ん中」って何気に一番難しい気がします。

しかしタグは「MUKU-MO LABがこの商品を作りましたよ」という証。

いつも慎重に取り付けてます。

 

後はこのワンポイントの革部分。

 

この革の形、どのようにするか相当悩みました・・・。

丸にしようかとも考えましたが、先程言ったように丸くすることって自然の摂理に(もういい)

ということで、今回は断念・・・_| ̄|◯

レベルアップした暁には、丸のパーツを使った商品も出していければなと思っております。

 

このようにして、このシンプルなペンケースが誕生しました!

たかがペンケース、されどペンケースと言いたくなるのがお分かりいただけたでしょうか?(笑)

それもこれも、より良いものをお届けしたいという気持ち一心です。

新作ペンケース、MUKU-MO LAB店頭にて販売中です!

ぜひ実際にお手にとって御覧ください。

 

 

 

 

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